薗田恭一とミョウガ
こんにちは、薗田恭一です。
最近ミョウガがスーパーが安いのでついつい買ってしまいます。
ミョウガは本州から沖縄まで自生する多年草で、ショウガの仲間です。生姜などと共に花も茎も香味野菜として日本では古くから親しまれていて、食用に栽培しているのはなんと日本だけ。日本でしか食べられない野菜なのだそう。
ちなみに古くからの言い伝えでは、あまりたくさんみょうがを食べるとバカになると言われています。もちろん馬鹿にはなりませんがそういわれていた由来は釈迦の弟子の一人「周梨槃特(スリバンドク)」という人物がいて、彼はいつも自分の名前すら忘れてしまうほど物忘れが激しかったそう。
彼が亡くなり彼のお墓に生えていた草(みょうが)に、名前を荷って死んでいった彼にちなんで「茗荷」と名付けたそうです。
ちなみに健康にも良くて、血流を促進して冷房に当たりすぎのために起こる冷え対策、さっぱりとした風味による食欲増進効果などが期待できるそう。たしかに夏の食欲がない時期にミョウガがあると割と食べれたりしますし。
ミョウガはそのまま薬味として食べたり、煮たり焼いたりなんでもいけますからね。先日料理人の土井善治さんがミョウガごはんを作っていました。暑い夏にはぴったりだと思うので今度作りたいなと思います。