薗田恭一のブログ

薗田恭一のなんてことはないブログです。退屈な内容かもしれませんが、よろしくおねがいします。

薗田恭一とゲン担ぎ

こんにちは、薗田恭一です。

皆さんはゲン担ぎとかってしますか?自分は割とよくやります。ちなみにゲン担ぎというのは大学、高校の入試、資格などの試験だったり、試合とか色々な人生の転機となるような勝負事にかかせないものでよくカツ丼(カツ=勝つ)を食べたりとかそういうことです。

ちなみにこのゲン担ぎ、語源は遡って江戸時代、当時の人々の間では倒語という逆さ言葉が流行していたそうです。ちなみに「あたらしい」という言葉がありますよね。あれは元々「あらたしい」という言葉で、確かに感じにすると「新しい」、「新」は「あらた」とも読みますから納得です。

で、当時の流行で「あたらしい」が流行っていてそのまま現代ではそれが定着してしまったのだそう。「だらしない」というのも元々は「しだらない」という言葉だったそうです。で、実はその倒語もゲン担ぎの一つで、「縁起を担ぐ」の「縁起」が「ぎえん」となり「ぎえん担ぎ」から「ゲン担ぎ」になったそうです。

さて、そんなゲン担ぎですが、お正月に食べる「おせち」にはたくさんのゲン担ぎの食材が入っています。海老は茹でると背中が丸くなることから、腰が曲がるまで長生きできるようにという願いが込められています。

数の子子孫繁栄の縁起物とされています。黒豆は日に焼けて黒くなるまでマメ(勤勉)に働けますようにという願いが込められているそうです。他にも邪気払いの意味もあるそうです。一つ一つに願いが込められているのでそういうのを知ってから食べるとおせちもより一層大事に食べるような気がしますね。